ピアノ愛がとまらない

ピアノを中心としたライフスタイル

脳の仕組みってことらしい

何事もそうなのですが、筋力って面白いと改めて感じています。

 

というのものですね、、

私は「筋力」という言葉はいろいろなシーンで使えるものだと思っています。

実際にはそういう言葉はないのかもしれないですが、イメージだけでも幅広く捉えることができるものだと思っております。

 

 

 

例えば、コミュニケーションでもそうですよね。

普段から話すことに全く意識せず過ごしている場合、急に舞台や教壇などに立ち「発表する」となると難しいものです。

それはなぜかと言えば、簡単にいうと練習不足です。

では何の練習不足かというと、ボキャブラリーの少なさ、四字熟語やことわざを使用することであったり、間の取り方であったり、主旨がうまくいかなかったりと原因は多方向に及びます。それを人前でリアルに繰り広げるのですから、想像しただけでも気が引けてしまうものです。

 

コミュニティーによってまず空気感が違います。話題のセンス、会話の速さであったり、またLINEのような文字空間であればスタンプの選び方であったり。。。時には感謝と愛の表現のつもりであっても相手には「意味わかんない」という話。。。

これもあるあるシーンです。コミュニケーションも筋トレが必要です。

 

 

あ、筋トレといえばジム。

最近気になっているジム。面白いなと思っているジムがあります。

見た目はマシーンを使った普通の筋トレなのですが、これが筋力アップというより、実は脳トレのような仕組みになっているとのことなのです。

 

 

 

 

私たちが考える老化現象であったり筋力の衰えであったりするのは、実は脳が起こしている(忘れてしまっていく)ことではないのかという発想です。

神経回路によって体は動くというとを前提にした考え方です。ご存知のように脳細胞は1日20万個も死滅しているということですので「過去の動きを忘れてしまう」というこも十分に考えられます。先端の筋肉を鍛えるよりも、司令塔である脳の神経回路を整えるという発想のようです。とても面白いです。

 

考えてみると、ウォーキングをサボり続けますと、なぜか太腿が上がりにくい感じがしてきます。そういうときは、私は簡単な腿上げをしています(ストレッチのように両腕で片足を抱えて腿を上げる感じです。)意外にもそれだけで違和感がなくなるのですから、この考え方にも納得してしまいます。

ちなみにこちらのジムは野球選手をはじめアスリートの選手など、とにかく人気があるとのことです。また通常の筋トレのように負荷がかからないので、一般の方でも気軽に取り組めるとのことです。私も最近気になっているところです。

 

 

 

ピアノもうそうなんです、、例外なく筋力を必要とします。

微妙〜に老化現象始まってきていますので、実際にピアノを弾いていてぎこちなさを感じたりと。。思うところは多々、いろいろあります。

 

ちょっとそれまして、世界にミラクルな方がいらっしゃいますよね。

御年80歳でもショパンを引き続ける方がいらっしゃいます。

はあ〜これにはもう元気付けられます。ピアノは練習しなければすぐに忘れてしまいますので、ずっとずっと継続なされてきたのだと。。。本当に素晴らしいです。

 

私の衰え自慢といきますが、まず耳が衰えていることに気づきます。

子供の頃でしたらメロディーを聞けば和音をとら得ることができ、そして楽譜まで書くという訓練もしてたため、比較的耳は強い方だと思っていたのですが、、、

今は悲しいかな、自分自身の音でさえ追いつけなくなりました。一つ一つの音が読み取れないというのか、聞き逃してしまうというのか。

 

先生からは「まず自分自身の音を聞くことにより音楽に入っていける」という事でありますので、音を聞くということは本当に重要なポイントの一つなんですが。。まだなかなかピンポイントにキャッチができません。

 

続きまして目ですね。。これも筋力が大変衰えています。楽譜を見ながら弾いているはずなのに、途中どこを弾いているのか分からなくなり迷子になってしまうありさま。

あっはっは。。これは笑えますよね。

音感も鈍くなりました。とにかく全体的に鈍くなりました。。。

ピアノを始めて思うことは歳を重ね経験は増えたはずなのですが、人間というものはそれ以上に失っているものあるのだと気付かされてしまいます。

ほんと傲慢にならず謙虚に生きたいですよね。

 

「問題」「課題」が多すぎるのですが、それなのにショパンやリスト、シューマンなどの音楽が愛おしく感じてしまうのです。近づきたい!という思い。。。

 

練習すればするほど成果が目に見えるところも嬉しくなります。筋力って獲得するまでに難しいように聞こえますが、単純に間違いを直しながら継続すればできるものなんですよね。

そうしていくうちに少しずつ感覚が戻ってくる。これが面白い。

クラシック音楽を聴くだけでは満足できなくなり、グランドピアノをこしらえて始めましたので嬉しさも人一倍です。ワクワクが止まりません。

筋力っていつになってもつけられるものだと、私は私自身で感じていることろです。

 

人生でどれだけの楽曲を弾けるようになるのかわかりません。どれだけの楽譜に触れるかにもよるこのエンドレス感たっぷりの長い道のり。

やはりワクワクが止まりません。

いや〜これは完全にはまりました。

 

人はそれぞれいろいろな筋力を使って楽しみ、生きているのだと思います。

すごく楽しいです。

そして他の人の筋力を見るのも楽しみの一つとなりました。

それぞれが楽しんでいるところを見ると気持ちがいいですよね。

私とは全く違うことをテーマとしているのに、親近感が湧いてきます。

楽しんでいるというのは周りまで豊かにするものだな〜と思います。