ピアノ愛のはじまり①
子供の頃両親にピアノを買ってもらった時の思いで。。。
母親とヤマハへいってはピアノを見て、弾いてみて、どきどきして、、
また次の週も同じように見に行って、弾いてみて。。。また次の週。。。
そんな感じで両親も納得しまして新品のアップライトピアノがお家にやってきました。
こどもながらに配送日が待ちどうしくてたまらなかったのを覚えています。
これこそ「指折り数えて待っていた」ですよね。
もうね、実際に自宅に設置された時の光景と、あの当時のピアノの香りが今でも忘れられません。ものすごく大きくて黒くて鏡のように姿が映り込む光沢感、新品ならではのあの上品なニスの香り、さらにピアノの蓋を開けると鍵盤から匂う自然の木の香り。
おとぎ話のような洋風な鍵もセットです。
嬉しくて嬉しくて、本当に飛び上がって喜んだものです。
あれは興奮という言葉しかないと思います。
きっとこの感動的な思い出があるからこそ私のピアノ愛は続いているのかもしれません。
当時はまだ幼稚園児ながら、専用の柔らかい布と専用のクリーナー液でよくピアノを磨いていたものです(笑)。光沢が増ししかもみごとに指紋がきえるので、子供ながらに面白かったのかもしれません。わかりやすい表現だとすると、車の光沢感でしょうか。。あのピッカピカな光沢感です。
嫁ぎ先でも、よっこらしょっとピアノを自宅から運び出しました。まるで運命共同体。
子供たちも短い間でしたがピアノを学び練習し、私も古い楽譜をみながら時々思い出曲を弾きながら、ピアノを守ってきた気がします。
ですがここで長年連れ添った大好きなピアノでしたがこの度手放すことになりました。
今回改めてピアノを再開するにあたり、グランドピアノの必要性を感じてしまったのが原因です。アップライトピアノの限界に気づいたからです。
音域の問題です。繊細な音(ちいさな音の音域)に関してアップライトでは表現しにくいことがわかりました。言葉で表現するのは難しいですが、アップライトでは大きい音、小さい音の表現は容易にできますが、大きい音でもなく小さい音でもなく、その中間の音がでにくいのです。
ショパン等の曲になると早くて細かな柔らかい音が重要となってきます。アップライトではどうしてもその音を捉えることが難しく、その分余計な力が入ってしまうのです。
弾き手の技術等ももちろんありますが、私としては弾きにくいと感じてしまった事が手放すきっかけになってしまいました。
手放すって寂しいです。そう思ってしまったので寂しさ満載です。
次は新しいピアノを探す旅がはじまります。。。
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